年に一度の舞台は、「楽しかった!」で終わりたい。
つぼみの会では、「発表会」ではなく「演奏会」と呼んでいます。
自分が弾いて満足するだけではなく、聴いてくださる方に届けるところまでが演奏。
一音も間違えないことよりも、その子なりに丁寧に曲と向き合い、人に聴いていただける音楽にして舞台へ上がり、心からの拍手をもらうこと。それをずっと大切にしてきました。
そして「楽しい」とは、とても深い言葉だと思っています。
目標に向かってコツコツ準備し、自分が目指したところまでたどり着けた楽しさ。
大きな舞台に一人で立ち、自分だけに向けられた拍手を浴びる楽しさ。
好きな音楽にワクワクして、自然と手や足でリズムを取りたくなる楽しさ。
頑張ることも、緊張することも、思いきり音楽を楽しむことも。
その全部を一日で体験できてしまう、魔法のような時間。
そんな演奏会を、毎年みんなでつくっています。
01
積み重ねる楽しさ
目標に向かって、一曲を時間をかけて仕上げる。
02
舞台で届ける楽しさ
練習してきた音楽を人前で演奏し、たくさんの拍手を浴びる。
03
音楽を一緒に楽しむ
連弾やアンサンブル、思わず身体が動く音楽をみんなで楽しむ。
目標に向かって、一曲を時間をかけて仕上げる。
発表会で大切にしているのは、一音も間違えずに弾くことではありません。
その子自身が「こんなふうに弾きたい」「ここまでできるようになりたい」と目標を持ち、そこへ向かって努力すること。
そして本番で、自分が目指したところまでできた、と本人が思えること。
そこには、目標を達成した本人だからこそ得ることのできる「楽しさ」があります。
そして、その成功体験の積み重ねが「自分はできる」という自信にもつながっていきます。
- 本人と相談しながら、「こんなふうに弾きたい」をみつけていきます。
- 本番までの時間を逆算し、譜読み・暗譜・仕上げと、一つずつ絡まった糸をほどくように準備を重ねます。
- 楽譜の音が弾けるようになってからも、自分の表現したい景色をピアノの音で描くところまで曲と向き合い、色々な練習方法を提案して一緒に作り上げていきます。



練習してきた音楽を人前で演奏し、たくさんの拍手を浴びる
大きなホールの舞台に、たった一人で立つ。
客席を前にピアノへ向かうには、小さな子どもにとっても、先生にとっても勇気がいります。
けれど、弾き始めれば、大きな空間に響いているのは自分だけの音色。
そして演奏を終えた瞬間には、普段の生活ではなかなか経験することのない、自分一人だけに向けられた大きな拍手が待っています。
自分が時間をかけてつくってきた音楽を誰かに届け、それを受け取った人から拍手が返ってくる。
舞台だからこそ味わえる「楽しい」が、ここにあります。
- 本番前にはコミュニティセンターで2〜3回、リハーサルの機会を設けています。「一度経験しておこうか」「心配ならもう一度弾いてみる?」と相談しながら、参加する回数はそれぞれ。 本番までに必要な経験を、ご家庭と一緒に考えます。
- ソロだけでなく、ご兄弟との連弾など、誰かと一緒に舞台をつくる楽しさも経験します。
- 演奏することだけでなく、お辞儀をして舞台に立ち、演奏を終えて舞台を降りるまでを、一つの本番として経験します。



弾く人も、聴く人も。最後までみんなで音楽を楽しむ。
ソロでは、時間をかけてつくってきた音楽を、聴いてくださる方へ届けます。
一方、連弾では少し肩の力を抜いて、好きな曲を思いきり。
丁寧につくり上げた音楽を聴く楽しさも、思わず身体が動く音楽の楽しさも、どちらも味わえる演奏会にしています。
「やりたい!」を大切に、出来る限りその想いをかなえられるよう、曲のアレンジも行います。
演奏する人だけでなく、聴いている人にも「楽しかった!」と思ってもらえる会を目指しています。
そして最後には、ピアノとは違う楽器の生演奏をプロの演奏家にお願いしています。
自分の出番が終わったら終わりではなく、最初から最後まで、音楽を楽しむ一日に。
- 連弾では、ジャンルにこだわらず本人の好きな曲を選び、思いきり楽しんで演奏します。
- 会の最後には、プロの演奏家によるピアノ以外の楽器の生演奏を。さまざまな音色を間近で楽しみます。
- 小さなお子さまも最後まで楽しめるよう、プログラム全体の長さや進行にも配慮しています。



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